IPCC会合が沖縄で開催されます

2010-11-22 | カテゴリー:近況報告

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)では、第5次評価報告書作成に向けた各作業部会の具体的活動が開始されたところですが、第1作業部会(科学)と第2作業部会合同(影響・適応・脆弱性)のもとで、海洋酸性化に関する専門家会合を開催し、第5次評価報告書作成に活用することになりました。会議は我が国がホストし、環境省のもとで国立環境研究所にローカル事務局をおき、琉球大学の協力を得て会議を開催することになりました。現在のところ、海外から約70名の関係研究者が集まり、わが国の専門家とともに、3日間の議論を行います。

会議は、IPCCのルールのもとで招待者のみで行う形式ですので、一般の方の傍聴を受け付けることができません。そこで、わが国の研究者による海洋酸性化研究活性化や、沖縄現地の方々への地球環境問題に関する啓発を目的として、会議に先立ちサイドイベントを開催することにいたしました。

日時:2011年1月16日(日)
会場:万国津梁館(沖縄県名護市喜瀬1792番地) http://www.shinryokan.com/
主催:環境省
協力:国立環境研究所、琉球大学
予定:13時から ポスター掲示とディスカッション
   14時半から 一般向け講演会
モンタレー湾水族館研究所Peter Brewer博士
京都大学フィールド研究センターセンター長 白山義久博士
演題は追ってメーリングリスト等でお知らせします。
   16時から ポスタートークセッション
   18時から アイスブレーカー(簡単なビュッフェ形式懇親会)

参加費:無料ですが、事前登録がないと入場はお断りします。登録先、国立環境研究所地球環境研究センターIPCC2011年会合事務局 ipccoaem2011@nies.go.jp、必ず「海洋酸性化会議サイドイベント参加希望」あるいは「海洋酸性化会議サイドイベントポスター発表希望」とタイトルを書いてください。サイドイベントに登録されても、17日からの本会合は聴講できませんので、ご注意願います。

交通:会場には駐車場がありますが、公共交通機関利用も可能です。那覇から路線バスがあります(20番線、120番線)。高速バス(名護行き)利用の場合は、高速バスバス停「世富慶」で路線バスへの乗り換えあるいはタクシー利用になります。帰りの那覇行きは、ブセナテラス前バス停20時が最終です。

ポスター発表について:海洋酸性化研究と関連したポスター発表を受け付けます。A0タテ以内のサイズのポスターを持参ください(会場付近で印刷はできません)。発表希望者は12月20日(月)までに、ローカル事務局に英文200 word以内のアブストラクト(様式は下例に従うこと)をお送りください。タイトルおよびポスターの内容は英語に限ります。ポスター掲示は、海洋酸性化研究と深く関連するものに限ります。開催者の判断で適切でないと考えられる内容については、お断りすることがあります。また、ポスター発表者は2分以内のトーク(英語に限る)をすることになりますので、1枚に発表内容を要約したパワーポイントファイルをお持ちください。

<アブストラクト記述例>

Ocean acidification impact study of corals and coralline algae in Ryukyuan Islands

Yukihiro Nojiri1, Yoshihisa Shirayama2 and Atsushi Suzuki3 (underline for presenter)

1 National Institute for Environmental Studies, 16-2, Onogawa, Tsukuba,Ibaraki 305-8506, Japan
2 Seto Marine Biological Laboratory, Kyoto University, Shirahama, Nishimuro, Wakayama 649-2211, Japan
3 National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Umezono, Tsukuba, Ibaraki 305-8568, Japan